川は生きている

私が住む松戸を中心に気ままに綴ります

松戸の神田川⑤

暗渠を確認できなくなる地点から、雨水貯水池がある旭ヶ丘第3公園まで、どのように神田川が流れていたか考えてみます。

( 前回の航空写真の黄色の四角)

現在、川の姿が確認できないエリアのことなので、事実と異なる見解もあると思いますし、答えが無いまま書き進めることもあり得るので、ご了承下さい。

国道6号神田川を縦断していることが、川の姿を確認できなくなった大きな理由になりそうです。現在の国道6号は、1961年に松戸バイパスとして開通したそうです。よって、それ以前の資料を確認すれば、神田川の流れを見つけることができるはずです。ちょうど良い航空写真が国土地理院ウェブにありました。松戸バイパス開通直前の1960年のものです。前回の黄色エリアの中(少しズレましたが・・)に国道で分断された神田川が確認できます。分断された場所を水色のラインで繋ぎました。

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この水色のラインの辺りの現在の様子が、下の写真です。

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この辺りは、谷になっていたらしく、土を盛って国道を建設したようです。国道建設時に、暗渠化されたということです。次回は、黄色の四角の中の流路について取り上げます。