川は生きている

私が住む松戸を中心に気ままに綴ります

松戸の神田川④

前回は、暗渠化された神田川を確認していきましたが、今回は、その先の暗渠を確認できない上流部を取り上げます。

神田川の上流には、松戸市管理の施設があります。松戸市河川清流課のホームページで施設一覧を確認できます。

http://www.city.matsudo.chiba.jp/smph/shisei/toshiseubi/kawadukuri/kakusisetu.html

神田川が関係する施設は河川浄化施設と雨水貯留池です。この施設の場所を確認することが、上流部の流路を知ることに繋がると思います。ただ、ホームページには、その具体的な場所が開示されていません。そこで、市役所に問い合わせてみました。私の極めて私的な問い合わせにもお応えいただき、ありがとうございました。

河川浄化施設は、旭ヶ丘第2公園(通称:三角公園)の地下にあります。ここは、前回取り上げた暗渠が確認できなくなる場所に近いです。そして、雨水貯留池は、旭ヶ丘第3公園(通称:ジェーソン公園)の地下にあります。旭ヶ丘第3公園は、国道6号を渡った先にあるので、私がイメージしていなかった場所でした。その位置関係を地図で確認してみます。

今までに確認できた坂川との合流地点から暗渠を確認できなくなる場所を青いラインで示しました。そして、河川浄化施設がある旭ヶ丘第2公園を青い四角、雨水貯留池がある旭ヶ丘第3公園を赤い四角で示しました。緑のラインは国道6号です。

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ちょうど、航空写真の黄色の四角の部分が、暗渠を確認できない場所から旭ヶ丘第3公園までの謎の流路となる訳です。次回からこの黄色の範囲で神田川がどのように流れていたのか、調べてみます。

 ✳︎使用地図:国土地理院ウェブ2013年航空写真を加工