名も分からない小川
松戸神社の脇に坂川が流れています。この区間は江戸時代に掘削されたようですが、そこに注ぐ流れを二つ確認することができます。まずは、神田川です。こちらはご覧の通り、現在も坂川に水を注ぎ続けています。
そして今回取り上げるのが、こちら。残念ながら、枯葉が溜まっていて、暫く水が流れていないことが分かります。
しかし、この枯れた水路は、かつて小川だったのです。この合流点のすぐそばの松先稲荷神社の入口には、この小川に掛かる橋の欄干が残っており、かつての流れを感じることができます。
とはいえ、合流地点でも1メートル程度の幅ですし、名前さえ分かりません。上流に向かうと3月に閉店してしまう松戸伊勢丹駐車場側の道路に出ます。皮肉なものですが、閉店セールで大混雑だそうです。伊勢丹ができる前は、小学校だったこの場所は、この後何になるのでしょうか?この川と伊勢丹により、街の変化を私なりに理解したような気がします。