川は生きている

私が住む松戸を中心に気ままに綴ります

眼の話 ②発症

 昨年の秋、ちょうど1年前になりますが、通勤で駅に向かう時、ビルに設置された看板が楕円形に見えました。角が無いのです。確か長方形だったはず・・。あれぇと思い、他の看板を眺めるとみんな楕円形に見えます。一瞬昔読んだ、星新一筒井康隆ショートショートのような世界に行ってしまったのかと考えましたが、私の眼がおかしいんだ。と気付きました。右眼は問題無いのですが、左眼だけで見るとさらに歪みが激しくなりました。出勤して、エクセルを開くと歪んだ罫線が交差して見えて、気持ち悪くなったことを覚えています。

 翌日、近所の眼科に行き、「中心性漿液性脈絡網膜症(ちゅうしんせいしょうえきせいみゃくらくもうまくしょう)」と診断されました。ストレス起因で眼底の中心に水が溜まるもので、撮影された眼底には、水がぷっくりと溜まっていました。この水のせいで歪んで見えるのです。しかも、白いものを見ると中心に薄黄色の次のようなものが見えます。この水の色です。ですから、中心部は変色して見えます。私の利き目は右眼なので、両眼で見ると、片目で見る時に比べて違和感が少ないのが救いです。

 

次回は、要因と今に至るプロセスになります。